鳥取県米子市様に「ねすりあ」をご導入いただきました!

サービス名 | 介護認定支援アプリ ねすりあ |
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自治体名 | 鳥取県 米子市 |
導入時期 | 2025年03月 |
自治体人口 | 約143,000人 |
導入目的
高齢者数の増加に伴い、要介護・要支援認定申請数は毎年増加しています。市の認定調査のスケジュールは常に先まで埋まり、調査までに日数を要しているため、申請者の方をお待たせしてしまう状態が続いていました。これは恒常的な課題となっており、調査員のなり手も不足し、調査委託事業者に対しても現在以上の調査数を依頼することが難しい中、より効率的に認定調査を行うことができるツールが必要であると考えました。
今までは、調査員が現場で紙の調査票に書き込んだ後、事務所に戻りパソコンで認定調査票の作成を行っていましたが、調査員の負担軽減と調査票作成の効率化、ペーパーレス化を目指し、現場に携帯することのできるタブレットを導入することとしました。
導入の決め手
個人情報をネット上で利用・保存することの不安から、オフラインで調査票を作成できることが決め手となり、ねすりあを選びました。調査対象者の基本情報はQRコード化され、それを調査員の各タブレットで読み込むことで、情報を伝達することができます。タブレットのネット環境への接続を遮断することで、情報漏洩の危険性が大幅に削減されるものと考えています。
導入後の変化・感想
まずは調査員がタブレットでの調査に慣れ、機能を使いこなすことが大事だと考えています。習得には調査員によりばらつきはありますが、調査時にタブレットを持ち歩き、空き時間に入力するなど、少しづつ効率的な取り組みを行うことができるようになっています。また、現場での調査票のチェックや、特記事項のテンプレート入力など有効な機能もあり、調査票の入力に要する時間の短縮を期待しています。
今後の展望
調査員がタブレットの使い方を習得していくことで、全員がタブレットのみで調査が完結できるようになることが目標です。そのため、調査員間での情報の共有や、研修体制の構築が今後の課題です。ねすりあの導入で調査票の作成の効率化、ペーパーレス化を行い省力化を進めることで、調査に係る手間と負担を軽減し、結果的に認定結果の通知に要する時間の短縮に繋げたいと考えています。